継承者不在の墓を墓じまいする方法とその手順

行き先を決め、中身を確認する

墓じまいを行う前の大切なことの一つに、遺骨の移転先があります。そして継承者がいない場合は、管理や維持費がかからないものを選ぶ必要があります。また墓の中には遺骨が入っているため、移動する前に数量や大きさ、状態や経過年数などを確認しておきます。骨壷に名前が書いてあれば良いですが、書いてない場合は調べておきましょう。

墓地管理者に墓じまいのことを伝える

お世話になった寺院や霊園の担当者には、墓じまいをする旨を伝える必要があります。専用の書類に記入する作業もあるため、ホームページでチェックしたり事前確認を行うとスムーズです。また親戚同士の争いを避けるため、祭祀継承権の確認を行い、関係者に理解を得ておく必要があります。後々揉めないためには大切なことです。

墓の撤去を業者に依頼する

墓石の撤去は墓石業者に依頼します。地元の業者、あるいはネットで見つけた業者に依頼するなど、好みの方法で業者を選定します。依頼する際に気を付けると良いのは、見積りを取ることと、複数の業者へ相談することです。見積り価格は業者によって異なる上、最高値と最安値が存在するため予算や都合に合わせて選ぶと良いです。

遺骨のメンテナンスを行う

遺骨は墓石業者が取り出しますが、長い年月にわたり墓の中にあった遺骨は、湿気を含みカビが生えていることもあるので、お手入れが必要になります。自分で手入れする方法もありますが、専門業者がいるため、お任せした方が楽です。洗うだけでなく、粉骨や散骨することも可能なため、必要であればそれらの作業を頼むこともできます。

墓を更地にして返納する

業者が解体した墓地を更地にしたら、管理者に使用権を返納して終了となります。墓は放置すると無縁仏になってしまいますが、墓じまいなら先祖を丁寧に供養できます。

墓じまいの費用は同じ作業でも業者ごとに費用が異なります。使用する機材の種類や墓石の処分方法などが金額を左右するので、お墓の処分に詳しい業者に任せるのが支出を低く抑える工夫です。